不登校になって、もう2年。
毎日どう接したらいいのか悩みながら過ごしてきました。
そんなときに出会ったのが、
『元・しくじりママが教える 不登校の子どもが本当にしてほしいこと』
という1冊の本です。
親である私自身が、自分と向き合うことの大切さに気づかされました。

今日は、この本を読んで感じたこと、そして心に残った言葉をご紹介します。
書籍情報
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タイトル:元・しくじりママが教える 不登校の子どものが本当にしてほしいこと
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著者:一般社団法人 家族心理サポート協会 代表理事 鈴木 理子
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出版社:すばる舎
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出版年:2025年
著者の鈴木さんは、国内航空会社で国際線客室乗務員として従事した後、研修講師として独立。一方で、自身の三女が不登校となり、学んできた心理学、カウンセリング、コーチングなどを活かして親子のコミュニケーションを徹底的に見直していきます。その経験を元に心理学的な視点からもわかりやすく書かれています。
本の内容・ポイント
・不登校になったときに親がよくするしくじり行動と対策
・不登校の子どもの5つの行動傾向と対処法。
・親を苦しめている「呪い」と、自分を大切にする方法
・不登校を解決する親と子の関わり方
・親も子どもも自分らしい人生を歩むことの大切さと方法
具体的な事例を踏まえて、心理学的な視点からわかりやすく書かれています。
不登校経験者の娘さんのコラムもあり、子どもの思いも知ることができます。
印象に残ったポイントと私の気づき
子どもを支えるセキュアベース(安全基地)を作る
著者は、子どもにとって家庭をセキュアベース(安全基地)にすることが大切と述べています。
自己否定感が強い不登校の子どもたちは、
家庭がセキュアベースであれば、心のエネルギーを回復し、
学校でうまくいかない日があっても、再び挑戦しようと思えるのだそうです。
セキュアベースを作るための
コミュニケーション方法
承認欲求を満たすための方法
が紹介されています。

娘との日々のやりとりにも、少しずつ取り入れていこうと思いました。
親の人生を取り戻すことの大切さ
著者は、親自身が人生を充実させることが大切と述べています。
その親の姿をみて、子どもは自分で人生を切り拓いていくのだそうです。
仕事と家事などに加え、
娘の不登校対応に追われ、
私は疲れ切っていました。
「娘のことをなんとかしなければ!」と自分の人生は後回しで、
休日は、エネルギーを回復させるために寝て過ごすことが多かった日々。

自然と笑顔も少なくなっていました。
そんなとき娘が、
「お母さんがイライラしていたときに、無視されたことがショックだった」
と話してくれたことがありました。
余裕がないことで、
気づかないうちに娘を傷つけていたことを知りました。

私の人生を機嫌よく過ごすために、
まずは、自分と向き合うことを決めました。
私自身の変化
この本を読んで一番大きかった気づきは、
「自分の人生を後回しにしなくていい」と思えたこと。
不登校の子に寄り添うには、
まず親である私自身が元気であることが大切なんだと改めて感じました。

まずは、自分自身を大切にすることが大事です
この本をおすすめしたい人
この本は不登校に悩んでる親御さんだけでなく、
子どもを持つ親御さんが、
子どもにとってのセキュベースを作るための親自身の心の整え方や、
子どもとの関係の築き方に気づくきっかけになるはずです。
やっぱり親が行動を起こしてがんばらないといけないのか…とも思いますが、
今まで頑張ってきた自分も受け入れ、
子どもたちに安心して過ごしていけるように、一緒に行動をしていけたらと思います。
まとめ・最後に
子どもに向き合う中で、心も身体も疲れてしまいますよね。
でも、「自分の人生も大事に過ごしていんだ」と
自分自身を大切にする意味を思い出すことができる1冊です。
どうか、あなた自身も無理をしすぎず、
「お母さん自身が笑っていること」を大切にしてみてくださいね。
気になる方は、読んでみてくださいね☺
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最後まで読んでくれてありがとうございます。