私は、不登校の子どもを育てながら看護師として働いてきました。
仕事と家庭、どちらも「手を抜けない」毎日の中で、気づけば何年も心も体も休まらない状態が続いていました。
肩こりや腰痛、頭痛、胃の不調、不眠…。
病院で検査をしても「異常なし」。
それでもつらさだけは確実に積み重なっていきました。
「不登校の子を支えている親なら、これくらい普通」
「私が頑張らなきゃ」
そう思ってやり過ごしていた結果、私はうつ病と診断され、休職することになりました。
この記事では、うつ病について、休職に至るまでに私の身に起きていた心と体の変化、
そして、同じように不登校の子を支える親として伝えたいことをまとめています。

もし今、原因のわからない不調や、言葉にできないしんどさを抱えている方がいたら、この体験が、少しでも気づきのきっかけになれば嬉しいです。
うつ病とは
よく「心の風邪」と言われますが、実際は脳の不調から起こる病気です。
症状は大きく分けて、精神的症状と身体的症状があります。
💡精神的症状
気分の落ち込み
意欲の低下
不安・イライラ
集中力が続かない など
💡身体的症状
だるさ、極度の疲労感
頭痛・肩こり・腰痛・腹痛
下痢・便秘
不眠・過眠
食欲の変化 など
症状の出方は人によって本当にさまざまです。
ストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れ、さまざまな症状を引き起こします。
休職直前の私はこんな状態でした
不登校の娘のサポートと仕事の両立は、想像以上に心をすり減らすものでした。
学校や職場とのやりとり、娘との関わり、将来への不安、自責の念…
気づけば、自分の気持ちも体も休まる時間はほとんどなく、
原因不明の身体の不調がずっと続いていました。

強い肩・背中のコリ・痛み、腰痛、眼精疲労、頭痛、胃痛…
いろんな症状が身体を襲いました。
身体中のコリと痛みで痛み止めが手放せず、ストレッチをしても気休め程度。
内科や整形外科の検査では異常はなく、漢方や薬でごまかす日々でした。
さらに、休職の半年前からは不眠が続き、内科で睡眠薬をもらっていました。
食欲もなくなり、味もわからなくなっていきました。
それでも、「とりあえず食べないと…」と義務のように食べていました。
食事のたびに胃が張って苦しくなり、体重は落ちていきました。
外に出ると音に過敏になり、頭がぼーっとして動くのもしんどい。
それでも「仕事に行かなきゃ」と気合いだけで動いていました。
でもある日、突然ふっと糸が切れたように体が動かなくなったんです。
歩こうとしてもふらついてしまう。
そこから休職に入りました。
受診について
うつ病の専門科は以下になります。
- 心療内科
- 精神科
- ストレス心療科
多くのクリニックは完全予約制です。
私はまず近くの内科へ行き、採血と点滴をしてもらいました。
検査結果は「異常なし」。
その瞬間「あぁ、これは心のほうだな…」と感じ、心療内科を予約しました。
心療内科や精神科に行くほどではないけれど、
誰かに気持ちを聞いてほしいと感じることもありますよね。
最近は、自宅から利用できるオンラインカウンセリングという選択肢もあります。
外出がつらい時や、子どもから離れにくい状況でも利用しやすいと感じました。
私は、現在は心療内科でカウンセリングを行っていますが、
過去には、無料のLINE相談や、家族会を利用したこともあります。
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治療法について
主な治療法は次の3つです。
- 休養
- 精神療法(認知行動療法やカウンセリングなど)
- 薬物療法
症状に合わせて、医師と相談しながら進めます。
おわりに
うつ病は、適切な治療と休養をとれば、必ず回復に向かう病気です。
看護師として働く中で、
「検査では異常がないけれど、つらさだけが残っている」
そんな状態の方をたくさん見てきました。
そして実際には、心の負担が身体症状として現れているケースも少なくありません。
私自身も、強い肩こりや痛み、不眠や食欲不振が続いていましたが、
治療を始めてから、少しずつ身体が楽になっていきました。
心と体は、切り離せるものではないと実感しています。
もし今、原因のわからない不調を抱えているなら、
「気のせい」や「甘え」と片づけず、
専門家に相談するという選択肢があることを思い出してほしいです。
不登校の子を支える親は、毎日不安や孤独を感じながら過ごし、
どうしても自分のことを後回しにしてしまいがちです。
でも、親が自分の心と体を守ることは、
子どもを支え続けるための大切な土台でもあります。
この体験が、同じ立場で悩んでいる誰かにとって、
「少し立ち止まってもいい」「頼ってもいい」と思える
小さなきっかけになれば嬉しいです。
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参考:
すまいるナビゲーター うつ病 :https://www.smilenavigator.jp/utsu/about/

