冬の何気ない動作で起こる胸痛|冬に増える危険なサイン

健康管理

 冬に気をつけたい「ヒートショック」

冬になると、ニュースなどで「ヒートショック」という言葉を耳にすることが増えます。
私の住む地域でも雪が降り、寒さが厳しくなってきました☃

ヒートショックは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかることで起こります。
入浴中の事故の大きな原因のひとつとされており、注意が必要です。

ヒートショックを防ぐためには、
入浴前後の寒暖差をできるだけ少なくすることが大切です。
脱衣所や浴室を暖めるなど、
できる範囲の対策から取り入れてみてくださいね。

ヒートショックについては政府広報オンラインでも紹介されていますので、参考にしてみてくださいね。


👉参考:「政府広報オンライン 交通事故死の約3倍?! 冬の入浴中の事故に要注意!」

冬になると増える受診理由「胸痛」

ヒートショックも怖いですが、
看護師として働く中で、冬になると特に増えると感じている症状があります。

それが「胸痛」です。

胸痛とはどんな症状?

胸痛とは、胸に感じる痛みや圧迫感、締めつけ感、不快感などの総称です。
原因は心臓だけでなく、肺や食道、筋肉、骨、精神的な要因など、さまざまです。

看護師として冬に多いと感じる理由

看護師として20年働いてきましたが、
冬になると、この胸痛を訴えて受診される患者さんが増えるように感じています。

検査をすると、心臓や血管の病気が見つかるケースも少なくありません。

胸痛が起こりやすい冬のタイミング

患者さんに「どんな時に胸が痛くなりましたか?」とお聞きすると、
冬ならではの、こんな場面が多く挙がります。

・雪かきをしているとき
・ゴミ捨てで外に出たとき
・重い荷物を持った、運んだとき

あくまで私の経験上ですが、
このようなタイミングで胸痛を感じ、受診される方がとても多い印象です。

 

なぜ冬の動作で胸痛が起こるのか

動脈硬化と血管の変化

年齢を重ねることや、生活習慣、高血圧、糖尿病などの影響で、
血管は少しずつ動脈硬化を起こしていきます。

動脈硬化が進むと、血管が狭くなったり、もろくなったりして、
血液が十分に流れにくくなります。

寒さと急な動作が心臓に与える負担

寒い冬は血管が収縮しやすく、心臓に負担がかかりやすい状態です
そんな中で、雪かきや重い物を持つなどの急な動作をすると、
一気に血流が必要になり、症状が出やすくなります。

休むと治まる胸痛の落とし穴

動きを止めて休むと、
一時的に胸の痛みが治まることもあります。

そのため、「大丈夫だった」と様子を見てしまう方も少なくありません。

胸痛に隠れている可能性のある病気

冬の労作時に起こる胸痛の背景には、
次のような病気が隠れていることがあります。

狭心症

心臓の血管が狭くなり、血流が一時的に不足することで起こります。
休むと症状が治まることが多いのが特徴です。

心筋梗塞

血管が完全に詰まり、心臓の筋肉が壊死してしまう病気です。
命に関わるため、早期発見・早期治療がとても重要です。

こんな胸痛があったら要注意

  • 冬に雪かきや重い作業をしたときに胸が痛くなった
  • 少し休むと治まる胸の痛みや違和感がある
  • これまでに何度か同じ症状を繰り返している

これらに当てはまる方は、注意が必要です。

 

 

今は症状がなくても、早めの受診を

今は症状が出ていなくても、
過去に冬の重労働で胸痛を感じたことがある方は、
一度、医療機関で検査を受けることをおすすめします。

検査を受けて「何もなければ安心」ですし、
もし異常があれば、早めに対処することができます。

冬は心臓や血管に負担がかかりやすい季節です。
「年のせいかな」「疲れかな」と軽く考えず、
体からのサインを大切にしてくださいね☺

まとめ|冬の胸痛を軽く考えないで

冬の何気ない動作が、胸痛のきっかけになることがあります。
その胸痛の裏に、心臓や血管の病気が隠れていることもあります。

不安な症状があれば、早めの受診が安心につながります。
寒い冬を、安全に乗り切りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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