不登校の家族会に参加してみた感想
娘が不登校になってから、2年半が経ちました。
社会とのつながりは、たまに学校からの連絡と、通院している心療内科だけ。
私自身も休職してからは、自宅で過ごすことが多くなり、
社会とのつながりはさらに減っていきました。
最近ようやく体調が落ち着いてきたので、
不登校に関する本を読んだり、インターネットで調べたりするようになりました。
でも、一人で黙々と考えて調べるだけでは、
暗闇のトンネルを進んでいるような気持ちは変わりませんでした。
そんなとき、「他の人と話してみたい」という思いが出てきました。
最初の一歩:オンラインや相談会
まずはLINEの不登校親グループのオープンチャットに参加しました。
役立つ情報を期待していたのですが、
実際は学校や家庭への不満が多く、
読んでいて気分が沈んでしまい、数日で退室しました。
次に、地元の不登校支援団体が開いている無料相談に行ってみました。
娘の現状を伝えると、こんな意見をもらいました。
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SNS中心の狭い世界だけでなく、少しずつ社会との接点を持てるとよい
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ボランティアや手伝いでもよい
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フリースペースのような居場所も選択肢になる
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不登校でも進学先はあるので、「心配しないで」と伝えてあげてほしい
相談したからといって娘にすぐ変化があったわけではありませんが、
「社会とのつながりを持つことの大切さ」や
「進学についての安心感」を得られたのは大きな収穫でした。
家族会に参加してみて
次に、地元で開かれている不登校の親の会(家族会)に参加してみました。
当日は6人ほどのお母さん方が来ていて、私だけが初参加。
開催時間内に、自由に来たり、帰ったりしていました。
どの方も、不登校のお子さんを持つ親御さんでした。
会話は自然に始まり、
「いつから不登校ですか?」から、
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通信制高校での過ごし方
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学校とフリースペースを両立している子の話
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修学旅行をどうしたか
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家での過ごし方
など、日常のリアルな体験をお互いに話すことができました。
特に驚いたのは、別の不登校支援団体でも活動している親御さんが多かったことです。
同じ経験や思いを共有できることは、とても心強いものなのだと感じました。
一人で悩んでいたときとは違う、安心感や希望を感じられました。
少し、孤独感から開放され、「家族会に参加してよかった」と心から思いました。
1度しか参加してませんが、次の機会にも参加しようと思います。

コミュニティもいろいろあって自分に合う・合わないがあると思います。
気軽に参加できるところから、チャレンジしていいと思います。
まとめ
不登校の家族会に参加してみて、
「同じ立場の人とつながること」には大きな意味があると実感しました。
今、不登校で悩んでる親御さんは、
他人にはわからない「孤独感」に苦しんでいると思います。
一人で抱え込んで、出口が見えない「絶望感」に苦しんでいるかもしれません。
そんなときは、人と話をする気にもなりません。
今、悩んでる親御さんは、
すこし元気がでたら、誰かと話してみませんか?
家族会じゃなくてもいいんです。
誰かに苦しみを吐き出し、共感してもらえることで、心が少し軽くなります。
私もつながりを大切にしながら、娘と一緒に歩んでいきたいと思います。

不登校に悩む親御さんが、
心を緩めて、安心して話ができる場所ができることを願っています☆彡